テキストサイズ

夜が明けても傍にいて。

第19章 涙のbirthday



------------

---------



春樹が悪い訳じゃない。


例え、あんな出逢い方をしていなくても
私はきっと慎也を好きになった…。

上司と部下から始まる



恋に、落ちていた。



ねぇ、慎也…


私に“俺から離れて行くな”って言ってくれて


嬉しかったよ…。









短い時間だったけど幸せだった。


あなたに抱かれた日々は本当に幸せだった。


感謝の気持ちを込めてこれを...あなたに…。



あなたと初めて過ごす、あなたの誕生日。
もう二度と二人で祝うことのないあなたの誕生日。





慎也…私の最後の愛を


どうか…受け取って。









慎也…





大好き。








大好きなのに…




信じることができなくて...






ごめんね…。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ