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夜が明けても傍にいて。

第24章 恋の終わりと恋の始まり。

………………………………。


しばらく思考が停止していた。




「莉菜…?」



「け、け、結婚っ?!まだ出逢って一年も経っていないのに…。」


「付き合った期間なんて関係無いだろ?

大事なのは今の俺達の気持ちだ。」



「でも…急だよ…。」


「俺は前から考えてたから急じゃ無いけどな。」


「まだお付き合いしてることだって両親に話して無いのに…。」


「はい、出た…。」


出た、って…。



「大事なのは自分の意思だろ?」


「…。」




「ゆっくり考えて?


結婚するか、同棲するか…


又は…






同棲するか、結婚するか…



なっ?」




なっ、って…。


二択しか無いじゃん。

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