夜が明けても傍にいて。
第26章 新しい生活
昨夜、送別会は終えているので今夜は二人で慰労会という名のデートをすることになっている。
「課長、お疲れさまでした!」
「短い間でしたがお世話になりました!」
課長の机から慎也の私物が消えてしまって
それがものすごく寂しい…。
「じゃ、北崎課長から一言お願いします。」
「えー、皆さん、本当に短い間でしたが
大変お世話になりました。
俺がここに異動になったばかりの時は、やり方が厳しすぎるという意見を沢山もらいました。
だけど、歓迎会には顔を出さなかった奴らが昨日の送別会には沢山来てくれてて
ここで頑張ってきて良かったと思ってます。」
慎也が異動してきて初めて慎也の名前を知ったんだよね…。
あの頃は…何も聞けず、言えずだったから
本当に毎日が切なくて、苦しかったな…。
「それから、ここを離れる前に
皆さんにご報告があります。
この度、私、北崎慎也と宮西莉菜さんは
婚約致しました。」
!!!!!!!!!!!!
え---!!!
そんなこと言うなんて聞いてなーい!!
「だから、俺が居なくなったからと言って
宮西には手を出さないように!
以上!」
「課長、お疲れさまでした!」
「短い間でしたがお世話になりました!」
課長の机から慎也の私物が消えてしまって
それがものすごく寂しい…。
「じゃ、北崎課長から一言お願いします。」
「えー、皆さん、本当に短い間でしたが
大変お世話になりました。
俺がここに異動になったばかりの時は、やり方が厳しすぎるという意見を沢山もらいました。
だけど、歓迎会には顔を出さなかった奴らが昨日の送別会には沢山来てくれてて
ここで頑張ってきて良かったと思ってます。」
慎也が異動してきて初めて慎也の名前を知ったんだよね…。
あの頃は…何も聞けず、言えずだったから
本当に毎日が切なくて、苦しかったな…。
「それから、ここを離れる前に
皆さんにご報告があります。
この度、私、北崎慎也と宮西莉菜さんは
婚約致しました。」
!!!!!!!!!!!!
え---!!!
そんなこと言うなんて聞いてなーい!!
「だから、俺が居なくなったからと言って
宮西には手を出さないように!
以上!」