夜が明けても傍にいて。
第38章 番外編⑦
---“元気な男の子ですよ”---
………………………………………………
………………………
「久しぶりの我が家は、やっぱり落ち着くな♪」
私は無事に出産を終えて今日、退院してきた。
「ねぇ、慎也?慎莉抱っこしてて?
ハナとじゃれて来るから。」
「あぁ…。」
赤ちゃんの名前は慎莉(しんり)になった。
お父さん達に“そのまんまじゃないか”ってツッコまれたけど気にしない…。
まさに、慎也と私の愛の結晶だ。
ソファーの上でぎこちなく慎莉を抱く慎也を盗み見しながら私はハナにベロンベロンに舐められていた。
すると、慎也がソファーから、
「ハナ!ずるいぞ、俺より先に舐めやがって。」
「…。」
「莉菜、早くベッド行こうぜ。
俺、もう餓死寸前…。」
餓死って…。
本当に飢え死にしそうな顔しないでよ…。
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「久しぶりの我が家は、やっぱり落ち着くな♪」
私は無事に出産を終えて今日、退院してきた。
「ねぇ、慎也?慎莉抱っこしてて?
ハナとじゃれて来るから。」
「あぁ…。」
赤ちゃんの名前は慎莉(しんり)になった。
お父さん達に“そのまんまじゃないか”ってツッコまれたけど気にしない…。
まさに、慎也と私の愛の結晶だ。
ソファーの上でぎこちなく慎莉を抱く慎也を盗み見しながら私はハナにベロンベロンに舐められていた。
すると、慎也がソファーから、
「ハナ!ずるいぞ、俺より先に舐めやがって。」
「…。」
「莉菜、早くベッド行こうぜ。
俺、もう餓死寸前…。」
餓死って…。
本当に飢え死にしそうな顔しないでよ…。