夜が明けても傍にいて。
第38章 番外編⑦
慎也は自分の仕事中に私に何かあったら心配だとか言って、
大丈夫と言う私の意見を全く無視して早々と入院させていた。
おかげで産気づいた時、病院から慎也の携帯に電話を入れてくれた。
その時、慎也はいつものようにパソコンに向かって仕事をしていたそうだが、
“もうすぐ生まれます”と電話口で聞いた時、
焦りすぎて車の鍵も財布も持たずに走り出したそうだ。
部下の男の子が悟ってくれて“車の鍵持ったんですか?”ってオフィスを出る前に声を掛けてくれたらしい。
最近俺に変に懐いてくる部下が居るって言ってたけど、その男の子なのかな…?
どこで私を見掛けたのか「奥さん、綺麗ですね。今度遊びに行ってもいいですか?」って聞いてくるそうだ。
もちろん、慎也は毎度お断り状態らしい。
大丈夫と言う私の意見を全く無視して早々と入院させていた。
おかげで産気づいた時、病院から慎也の携帯に電話を入れてくれた。
その時、慎也はいつものようにパソコンに向かって仕事をしていたそうだが、
“もうすぐ生まれます”と電話口で聞いた時、
焦りすぎて車の鍵も財布も持たずに走り出したそうだ。
部下の男の子が悟ってくれて“車の鍵持ったんですか?”ってオフィスを出る前に声を掛けてくれたらしい。
最近俺に変に懐いてくる部下が居るって言ってたけど、その男の子なのかな…?
どこで私を見掛けたのか「奥さん、綺麗ですね。今度遊びに行ってもいいですか?」って聞いてくるそうだ。
もちろん、慎也は毎度お断り状態らしい。