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夜が明けても傍にいて。

第38章 番外編⑦

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慎莉に母乳をあげている所を
慎也がまじまじと見つめている。


「慎莉、旨そうに吸うな…。」

「そうね。」


「なんか、エロい顔してねーか?」

「…そんなこと無いでしょ?」


「俺に似てるよな…。」

「うん、イケメンになるよきっと。」


「エロい奴になるだろ…。」

「…。」



慎也は慎莉が吸っていない方の乳房を揉み始めた。


「ちょっと、何?」


「いや…慎莉が羨ましく思えて…。」

「…。」


「俺だけのものだったのに…。」

「…。」


「俺の言ってた通り、片房ずつ分ける時がこうして本当に訪れるとはな…。」

「分けるって…。」




「いや、やっぱり違うな…。」


「?」




「授乳の時は、慎莉に莉菜を貸してやる。

基本的に、莉菜は俺のだからな。」




「…。」




慎也は穏やかな顔でおっぱいを吸っている慎莉に真顔で悟すように話した。





慎莉…こんなパパだけど


慎莉のことを心から愛しているからね…。





番外編⑦終わり♡

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