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なんなの？この子。。バカなの？

あたしは、年上過ぎてるの
わかるでしょ？

あの海で、取り乱した
あたしを見て
何も思わないのかね。。この子？


あー。。田中君といい。綾人君といい。



どーしたの
この世の若い男子は！



脳内で、ゴチャゴチャ言っている蘭子。


無言で、綾人君の三角座りを
見下ろす。



あー、、、もう。めんどくさい

だいたい、あたし
綾人君がバンドしてることしか知らないし
ルームメイトとしか思えない、、、
若干乙女、、、たまにはいること、、、に
料理が美味い。
綺麗好き。。。性格やや難あり。甘党。


指を一つ
づつ
折りながら、、、、。




携帯が鳴る



「あ！会議！」


チラッと見上げる
綾人。


ネックレスを渋々首につける


「わかった！あ！でもね！付き合いとか
無理だからね。でも、綺麗だし。つけるね！
ありがとう。会議だから行くね！」


綾人は、ニッコリ笑いながら


「うんっ！絶対外さないでね！」



手を振りながら
軽くガッツポーズ。



「ぢゃぁね！ありがとう！」



腕時計をみながら


やべえ、、、遅刻だわよ

蘭子は、エスカレーターを
駆け上がる