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Love chance

第24章 せつない

2人は並んで歩いて
田中君の話が続く

蘭子は、相槌を打ちながら


「あのさ、田中君。あたし、付き合えない」


唐突に切り出す


「知ってます。でも、待つ位構いませんよね?」

蘭子に向かい合う


「ごめんなさい」


蘭子は、走り出す


ドンドン田中君を置き去りにして、、、。


目が眩みそうな人混みをかき分け
高いビルが立ち並ぶ雑踏を越えて



タワービルの広告に
綾人のポスター貼られていた。



はぁはぁ、、、と息を吐き


見上げ


唇を噛む。。。。



また、、、、、歩き出し


会社に向かう

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