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Love chance

第31章 ルイ的 襲撃予告

陽射しが差し込むフロアのソファーに
座る。ルイを


受け付けの女性が
1人の男性に

「あちらでございます。」と

手を向けた。


浅黒く焼けて
高身長
落ち着いた眼差しの男性が
ルイに声を掛ける。


「初めまして、河合昌です。あの?
蘭子が?、、、」


ルイの瞳一杯に
蘭子の愛した男がうつる。


困った顔をしていたが、、、
リングが光っていた。


それを見た
ルイは、、、、、、、
静かに立ち上がり
河合を見ながら

「あんたが、毎日幸せに暮らしているなか
蘭子は、貴方の想い出を捨てれず、新しい恋愛にも
進めず、もがいてる姿、、、河合さんにわかるかしら?
貴方は、人生の選択を間違えたわね。」

にっこり
淡々と機関銃の様に言葉の弾が
河合を撃ち抜く。


河合が下を向き、、、、


「蘭子が、、、、まだ。僕を。。。。」

指輪を片方の手で包み、、、、


ルイが、放つ弾丸


「今更、あんたにどーこうして欲しい
なんて思わないし、して欲しくない
あたしが、蘭子を幸せにするから
蘭子は、きっと、何も言えないまま
駄まって、あんたの話を聞いてたと
思う。それで、自分で自分の首を絞めて
泣いてたんだとか、、、あんたに
わかんないだろうけど。。」


河合の身体は、ピクリとも動かず、、、
ただ、、、一点を見つめていた。


「蘭子、、、を、、、お願いします」


頭を下げた。




「あたしがTVに出るたびに
蘭子を想い出し苦しめばいい。」



河合は、頭を下げて
上げる事をしなかった。


そんな河合を見る
ルイは、イライラした。

ジュピターを飛び出したルイ。

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