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商店街を歩き

屋根が途切れた先に信号があり

雨は、叩きつける様に降る



ツートンの髪から
流れる雨



言葉が雨に消える、、、



会いたいなぁ、、、、蘭子さん





手を上にのばして


雨を掴む、、、、、ねぇー。芸能人目指して
たんだけどさー
もう
辞めたいよ。。




赤い傘が
綾人を包む



高校生位の女の子が


「大丈夫ですか？あの、、、、Redの、、、綾人さん？ですか？」



綾人は、「うん。。大丈夫だよ。ありがとう傘、君が濡れるからいーよ。僕は、雨に濡れたいんだ。」



女の子は、「そうゆう時有りますよね、、、。風邪
ひかないで下さいね、、、明日のLIVE楽しみに
してます。ぢゃぁ。」



「ありがとう。君も風邪ひかないようにね。LIVE
楽しもうね。」手を振り微笑む。



女の子は、足早に
おじぎをして立ち去る満面の笑みで。。