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カフェテリアで、向かい合い
腰を掛けて

「最近、集中力に欠けるわよ？
どうしたの？悩み事でも有るの」

書類に目を通しながら
ページを捲り
付箋を貼り付け
翔太の顔を見た


「蘭子さん、この前の返事聞かせて
もらえますか？」

イライラした様な顔で蘭子を見る

「あんなチャラチャラした
男か女かわからない奴なんかより
俺の方が、、、それに、、、
また、違う人迄、、、」


蘭子は、長い髪をかき分け


「気持ちは、嬉しいし有難いよ
でも、綾人の悪口は、言わないで？
彼も、、、、」



翔太が立ち上がり


雑誌を取り、戻って、テーブルに
置いた。


「蘭子さん。どんな気持ち？
僕等と違う世界だし、蘭子さんは
平気なの？」



綾人とルナが抱き合うページが
目に飛び込んだ。



おおきく、、、息をして
蘭子は、翔太に微笑み

「綾人を信じてるから。。」


書類をまとめ、のみかけのカフェを
一気に飲み干し


ヒールをカツカツ鳴らしながら

「先に行くから。頭冷やしなさいな」

と、手を振る。



翔太は、握り拳をテーブルに打ち
雑誌をぐしゃぐしゃにする。


店のスタッフに謝る、、、より
お金を渡し
弁償した。。