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Love chance

第36章 凡人、平民、平和な世界

翔太は、グイグイ横に寄る、、、
半分お尻が落ちたぐらいまで、で
止まり。
ルイが耳元で囁いた。


「ちょっと撮影に協力してくれない?!おねがい!」


目を丸くして
指を自分に向ける翔太。


うんうん と頷くルイ。



「今から、蘭子さんと来年の春夏の
打ち合わせが有るから無理っす!」



ルイが、、、うーん。と言いながら
携帯を取り出し



「あー。蘭子?あたし。あのね!
翔太君貸して!おねがい!
撮影の相手が嫌いな俳優なんだよね!だから翔太君どうかなー的な」



翔太は、無理!無理!と
腕をバツにして言いながら
酸素濃度の薄くなった金魚の様に
なっていた。


「うん。はーい。わかった。6時ね
ぢゃぁ。借りまぁす。事務所から
蘭子の会社に電話して、翔太の事
通しとくから、蘭子も頼むよー」



ニヤニヤしながら


ルイが翔太の腕を掴み



「さぁ!お仕事お仕事。」




「えー。。。まぢで!!」

翔太は、ルイに連れられて
撮影先に拉致された。

途方に暮れる翔太君。。

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