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「……ねぇ、瑠璃…」



「…ん？なぁに？蒼にぃ？」


「瑠璃、今体の調子大丈夫なのか？」



「えっ？…えっと…うん、まあまあ…かな？」


私は 曖昧な返事を返す



「……瑠璃……初潮がきたことは、まだ…翠には言うなよ…？」



「…え？…何で？」




「何でも!まだ…翠には知られたくない…てか、あいつが自分で気づくまで、わざわざ教えなくていいから」



蒼にぃはいつになく険しい表情でそう言った



「…う…うん……わかったよ…蒼にぃ…」



私がそう返事をすると 蒼にぃはいつもの優しい顔に戻って


「…ありがとう…瑠璃…」


と 言って 頭を撫でてくれた