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エロいランジェリーの女達

第10章 ターコイズブルーの女

大した、距離ではないし登り坂でもない。


少し鬱蒼と雑草があり、木々が立ち並ぶ。


小さな虫と南国の鳥が爽やかに囀り、暫く足を進めると身体の火照りを冷ましてくれる水音が聞こえてきた。


「沙耶さん、着いたよ」


目の前に小さな緩やかな滝と、プールのような滝壺…


少し先は海と繋がっていて水面はターコイズブルーだ。


底の白砂が小さな青や黄色、紫の熱帯魚をクッキリ見せ、まるで水槽のようなのだ。




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