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エロいランジェリーの女達

第4章 ワインレッドの女

グラスのワインがゆらりと揺れる。


その日はなんとなく赤ワインをデカンタで頼み一人酒場で飲んでいた。


この色を見るとある女を思い出す。


透けるような白いモチ肌にワインレッドがよく似合う女だった。


俺は一口ワインを口に含み、ゴクリと飲む。


赤ワイン独特の渋さがあの頃をフラッシュバックさせた。

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