うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww
第6章 お前と違って可愛いよな
「私、むぅと同じ高校受験する!」
夏休みが明け慌ただしい毎日が戻ってきた頃、
蘭の妹の音羽(中3)は、家のリビングで声高らかにそう宣言した。
「マジか⁈ じゃあ来年からまた一緒だな」
当たり前のように、久遠家のリビングにいたむぅは、嬉しそうな声を上げる。
同席していた音羽の両親と蘭は、以前音羽から聞かされていたためか驚いた様子はない。
「うんっ‼︎ むぅ、一緒に通おうね」
そう言って、むぅに抱き着く音羽。
むぅが2歳の時にお隣に生まれた音羽。
兄弟で一番下のむぅにとって、音羽は可愛い妹のような存在だった。
夏休みが明け慌ただしい毎日が戻ってきた頃、
蘭の妹の音羽(中3)は、家のリビングで声高らかにそう宣言した。
「マジか⁈ じゃあ来年からまた一緒だな」
当たり前のように、久遠家のリビングにいたむぅは、嬉しそうな声を上げる。
同席していた音羽の両親と蘭は、以前音羽から聞かされていたためか驚いた様子はない。
「うんっ‼︎ むぅ、一緒に通おうね」
そう言って、むぅに抱き着く音羽。
むぅが2歳の時にお隣に生まれた音羽。
兄弟で一番下のむぅにとって、音羽は可愛い妹のような存在だった。