うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww
第7章 お前のフォローは俺がしてやる
その頃……
蘭の母が届けてくれたむぅの荷物。
そのまま蘭の家で夕飯をご馳走になるという息子のカバンの中から、今日一日でかなり汚れた体育着を引っ張り出すのはむぅの母親だ。
所々、土埃で汚れた体育着を洗おうと、まずはそのポケットに手を突っ込む。
「……ん?」
体操着のズボンのポケットに、何か紙のような感触。
そのまま洗わなくて良かった〜と、くしゃくしゃのその紙をポケットから取り出す。
「……何これ?」
呟きながらその紙を広げれば、
『好きな子』
と書かれていた。
「─────あ、借り物の?」
1人納得したように呟くむぅの母。
「ふふっ、むぅのヘタレ〜」
そしてクスクスと可笑しそうに笑った。
蘭の母が届けてくれたむぅの荷物。
そのまま蘭の家で夕飯をご馳走になるという息子のカバンの中から、今日一日でかなり汚れた体育着を引っ張り出すのはむぅの母親だ。
所々、土埃で汚れた体育着を洗おうと、まずはそのポケットに手を突っ込む。
「……ん?」
体操着のズボンのポケットに、何か紙のような感触。
そのまま洗わなくて良かった〜と、くしゃくしゃのその紙をポケットから取り出す。
「……何これ?」
呟きながらその紙を広げれば、
『好きな子』
と書かれていた。
「─────あ、借り物の?」
1人納得したように呟くむぅの母。
「ふふっ、むぅのヘタレ〜」
そしてクスクスと可笑しそうに笑った。