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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第2章 ひなたで叩いてやるよ

「ていうかさ、何をそんなに認めたくないの?」

「え?」

箸を止める事なく、音羽は蘭にそう問いかける…



─────何を?

むぅが男だという事を?


そんなの、昔から分かってる事なのに?



何を?

ううん…

何で?

何でそんなに認めたくないの?



─────今の関係を壊したくないから



その言葉が今の不安定な気持ちに一番ピタッと嵌る気がして…

でもそれを言葉には出来なくて、蘭は音羽の顔を呆然と見つめていた。


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