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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第3章 望み通り縛ってやるよ

どんよりとした天気が続く6月のある日。

久遠家のリビングでは、蘭と、その妹の音羽が言い争いをしていた。


「お姉ちゃんと私の身長差なんてホンの数センチじゃない! でも体重は変わらないでしょ」

「違うよぅ! 成長期だもん。毎日グングン伸びてるもん。体重は胸の分重いんだもん」

「重い? その胸が重い?」

ほんのり程度に膨らんだ自身の胸を隠しながら、音羽は蘭の胸を指差す。


パッと見では”どんぐりの背比べ”

それでも1カップは違うと蘭は自負していた。


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