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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第4章 どんだけ濡らしてんだよ?

苦痛な期末テストが終わり、後は夏休みを心待ちにするばかりの7月。

休日だというのに、珍しくキビキビ動く蘭。

朝から部屋の掃除をしていた。



「誰か来んの?」

当然のようにガチャっとドアが開き、むぅが顔を覗かせる。


「うんっ、大好きな従兄弟が遊びに来るの」

嬉しそうに答える蘭。

むぅの眉根がグッと寄せられた事にも気付かないようだ。


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