とある兄と妹の世間話
第2章 兄の妹リサーチ
ユイ「えっ?なんでお兄ちゃんが好きかって?」
りん「だって、兄さんの設定って、ごく普通の男子高校生なんだけど…」
兄さんの設定とは…
四六時中、眠たそうな目。
平均的な高さの鼻。
薄くも厚くもない、唇。
少々えらが張っていることが、コンプレックス。
小学校5年生のときに、仲の良かった隣の席の女子からバレンタインチョコをもらったコトがある。
それが、兄の唯一のモテ伝説。
ユイ「ひっどぉい!」
憤慨するユイ。
ユイ「確かに、お兄ちゃんは、眠たそうな目だけど、実はスッゴく分かりにくい奥二重なんだから!しかもね、えらが張ってるけど、斜め30度後ろから見ると、BL漫画の主人公みたいなんだからねっ!」
兄「全然誉めてねぇ…」
兄がうなだれる。
ユイ「それにねぇ、今朝、朝だちを処理しようと舐めたら、寝てるはずなのに、ちゃぁんと元気な反応するし…」
兄「ちょっ!」
ユイ「しかもっ…寝てるはずなのに、膝を私の胸に押し付けてくれるの♪」
以上より、兄は特別カッコ良くはないが、エッチは上手いらしい…てか、生まれながらの淫乱らしい。