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快感に溺れる

第4章 愛言葉

「…もしもし、堺ですが…」


堺さんはすぐ出てくれた。結構ラッキーですね。


「朝から失礼します。熊谷です。
すいません!!!

この歳になっても寝坊してしまいました!!今向かっております…」



当然のように、携帯から溜め息が流れ出ています。


すいませんとしか言いようがありません。



「まあ……いいか。事故の無いように気をつけて来いよ」



優しいトーンが耳に入って、心地よい気持ちになりました。

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