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地下病棟の秘密

第9章 わがままな担当患者



絢子「でも…でも私は…」

涼「わかってると思うけど僕達はセフレ
付き合ってるわけじゃないから絢子が誰
と付き合おうと誰とセックスしようと僕
は気にしないよ」

絢子「…そうですか」

涼「…」


わかってた事だけど
やっぱりはっきり言われると辛い
涼は気にしなくても絢子自身は気にする
涼が他の女性と
仕事でも
自分以外の女性と
キスしたりセックスしたりしたら辛いし
ヤキモチを妬いたりする

でもそれは絢子の想いは涼にとって
重荷でしかなかったようだ


絢子「私、仕事に戻りますね」

涼「僕も戻るよ」

絢子「…」


素直になるのが怖かった
傷つくのが怖くて素直に好きだと
自分の気持ちを伝える事が出来なかった


お互いに…


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