
地下病棟の秘密
第10章 ご主人様の夢
アリス「…ンッ」
祐樹「緊張してるの?」
アリス「そっ…そんなわけないでしょう
続けて」
祐樹「はいっ」
アリス「ぁッ、あぁ…」
顎から首筋
鎖骨をゆっくり指で触れながら
祐樹はアリスの服のボタンを一つずつ
外していった
アリス「…ンッ」
祐樹「…」
ボタンが外される度
アリスは小さな吐息をこぼし
緊張からか赤面し細い体を小さく震わせ
ていた
祐樹「引き返すなら今の内だよ」
アリス「バカにしないで!!いいから…
続けて…」
祐樹「…はいっ」
アリス「…ぁ…ッぅ…」
祐樹「…」
引き返すチャンスをあげた
だけどアリスは決して引き返さなかった
この時
祐樹は内心で
アリスが考え直してくれればと
切にそう願っていた
だけどアリスの考えは変わらず祐樹も
覚悟を決めるしかなかった
この先の展開を…
祐樹「じゃあ本気だすから…」
アリス「ぅ…うんっ…」
祐樹「…」
