
地下病棟の秘密
第14章 まさかの入院
祐樹「…」
絢子「…ッ、…ぁ、っ…」
祐樹「絢子さん…」
絢子「ごめん…こうやって人に洗われる
の初めてだからなんか…変な感じで」
祐樹「そう…なんだ」
絢子「うんっ…」
祐樹「…」
絢子の反応に
少し戸惑いながらも
嬉しそうな表情で絢子の体を洗う祐樹
もちろん
下心などはない
今はまだ…
絢子「…んッ」
祐樹「絢子さん…そろそろ入ろっか」
絢子「えっ?入るって…」
祐樹「お風呂」
絢子「あぁ、うんっ」
祐樹「…」
絢子「ふぅっ」
祐樹「お湯、熱くない?」
絢子「大丈夫」
久しぶりのお風呂に
終始リラックスしていた絢子
このまま無事に何もなく終われば問題は
ないのだが…
絢子「いい気持ち…」
祐樹「…ねぇ…絢子さん…」
絢子「ん?」
祐樹「兄さんとはその後どうなの?」
絢子「!?」
祐樹「その様子じゃあ上手くいってない
んだね」
絢子「そんな事ないけど…」
祐樹「…」
