無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

莉緒「…」

涼「どうされました？」

莉緒「あなたが天野涼さん？」

涼「そうだけど」

莉緒「聞いてた通りイケメンの先生です
ね」

涼「ありがとう、それで今日はどうした
の？この科に来たって事は…」

莉緒「先生…」

涼「！？」

莉緒「なんだか熱っぽくて…胸も…」

涼「あの」

莉緒「ドキドキしてるんです」

涼「あ、うんっ…」

莉緒「…」


涼の手に触れ
その手を自分の胸に当てた
胸のドキドキを伝える為だったが
莉緒は…


莉緒「ねっ、ドキドキしてるでしょう？
私の胸…」

涼「お嬢さん」

莉緒「莉緒、莉緒って呼んで」

涼「じゃあ莉緒ちゃん、大人をあんまり
からかうもんじゃないよ」

莉緒「別にからかってなんか」

涼「大人は忙しいから用がないならもう
帰りな」

莉緒「…」