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絢子「…」

涼「絢子」

絢子「…涼さん」

涼「？」

絢子「…」


莉緒と喧嘩し
気がつけば涼の元を訪れていた

莉緒の事
誰かに聞いてほしくて
自分の想いをわかってほしくて…


涼「妹さんとなんかあった？」

絢子「妹と喧嘩した…」

涼「喧嘩なんていつもの事でしょう？僕
だって祐樹と喧嘩するし」

絢子「そうなんだけどね…今日の喧嘩は
ちょっと…」

涼「そういえば妹さんに会ったよ」

絢子「えっいつ！？」

涼「今朝、妹とは名乗らなかったけど顔
似てるからそうだと思うよ」

絢子「それで？何か言ってた？」

涼「別に、ただちょっと迫られたかな？
でも僕は何もしてないから」

絢子「…もうやだ」

涼「絢子」

絢子「…もう疲れちゃった」

涼「…」