地下病棟の秘密
第6章 夜の散歩
絢子「気になる子って…」
涼「着いたよ」
絢子「!?」
涼「ここで良かったんだよね?」
絢子「…はいっ」
会話を遮るように
絢子の家に到着してしまった
絢子「送ってもらってありがとうござい
ました」
涼「どういたしまして」
絢子「じゃあ…おやすみなさい…」
涼「おやすみ」
絢子「…」
絢子を車から降ろすと
涼は止まる事なく早速と差って行った
しばらく
車が走って行った方向を見つめていたが
虚しくなり絢子は家に入った
涼「…」
♪~(携帯の着信音)
運転中
一本の電話がかかってきた
携帯の画面には「由佳」と女性の名前が
表示されていた