未成熟の誘惑
第6章 caseいちねんせい
「遅いですね」
「私たちも食べますか」
「いや、待つ」
お腹がなる津田
「食べよう」
「はい。お姉ちゃん」
「包丁はしまえ」
「いらっしゃいませー」
「おすすめはイクララーメンです」
津田は席についた
ネズミを観察する
アリス柄のシャツと、柄もののデニム
ダサすぎる服装でうまそうにつけ麺を食べていた
「へい、おまち」
「早すぎる。注文もしていない」
「aaaa」
「すみません。そいつ入ったばかりなんで」
頭を下げる
「これでいい」
津田は豪快に麺を食べた
妹はゆっくり申し訳なさそうに食べている
「あのー」
二口目を食べようとした瞬間
ネズミに話しかけられた津田
硬直する店内
「始めましょうよ、殺しみ」
レンゲを片手に津田に襲いかかる
津田は箸でレンゲを止めた
「まだだ」
「ちあきい。みを、待たせるなんて何様なんだい」
「ひろあき様だ。いや、何でもない」
「ちあきいは食い意地はってるねえ。そこが好きなんだあ」
「お姉ちゃん」
「まだ包丁はいらん」
黙々と食べ続ける津田を、ネズミは見守る
ネズミは迷っていた
「ちあきい。FFのラストを見せてくれよお」
「あれは終わらないんだ」
「悲しいねえ」
「あ、はるはね。えと、私はユウナが好きなの」
「にししし、可愛い妹だねえ。ちあきい」
店内には不穏な空気が流れる
店員は見てみないふりだ
知らない折り紙
「ご馳走さまでした」
「お粗末」
店外へ出るが、煙草を吸い始める津田
「一服させろ」
ブルーベリーをつぶす
津田は待っていた
今日もあの顔を見なきゃ眠れない
「私たちも食べますか」
「いや、待つ」
お腹がなる津田
「食べよう」
「はい。お姉ちゃん」
「包丁はしまえ」
「いらっしゃいませー」
「おすすめはイクララーメンです」
津田は席についた
ネズミを観察する
アリス柄のシャツと、柄もののデニム
ダサすぎる服装でうまそうにつけ麺を食べていた
「へい、おまち」
「早すぎる。注文もしていない」
「aaaa」
「すみません。そいつ入ったばかりなんで」
頭を下げる
「これでいい」
津田は豪快に麺を食べた
妹はゆっくり申し訳なさそうに食べている
「あのー」
二口目を食べようとした瞬間
ネズミに話しかけられた津田
硬直する店内
「始めましょうよ、殺しみ」
レンゲを片手に津田に襲いかかる
津田は箸でレンゲを止めた
「まだだ」
「ちあきい。みを、待たせるなんて何様なんだい」
「ひろあき様だ。いや、何でもない」
「ちあきいは食い意地はってるねえ。そこが好きなんだあ」
「お姉ちゃん」
「まだ包丁はいらん」
黙々と食べ続ける津田を、ネズミは見守る
ネズミは迷っていた
「ちあきい。FFのラストを見せてくれよお」
「あれは終わらないんだ」
「悲しいねえ」
「あ、はるはね。えと、私はユウナが好きなの」
「にししし、可愛い妹だねえ。ちあきい」
店内には不穏な空気が流れる
店員は見てみないふりだ
知らない折り紙
「ご馳走さまでした」
「お粗末」
店外へ出るが、煙草を吸い始める津田
「一服させろ」
ブルーベリーをつぶす
津田は待っていた
今日もあの顔を見なきゃ眠れない