
希望という名の妄想小説
第3章 幼馴染を…
「俺、不良だぞ?喧嘩だってするし、今までたくさんの人間を傷つけてきた。」
「だけどあたしには優しかった。…不良なんて、関係ないよ。」
ありのままの龍ちゃんが大好きだから。
「っ、俺も…」
「へ?」
「俺もずっと、めいが好きだったよ。」
「う、そ…」
龍ちゃんの言葉で崩壊した涙腺は簡単には戻らないだろう。
「めいを、愛してる。」
「ふぇ、りゅ…ちゃん」
大好き、あたしも愛してるよ…
「俺の彼女になってくれるか?」
「うぅ、当たり前だよ!ぐすっ」
ずっと前から、こうなることを夢見てた。
「ずっと一緒だ。」
「っ、うん!」
幼馴染を… END
