テキストサイズ

希望という名の妄想小説

第4章 これって二股…?


□□□□■


パチッ


「っ、ここ…」

「空き教室だよー。」


まだいたんだ、佐々木。


「あんたのせいで絶対腫れる。」

「クリトリス?」

本当にデリカシーがない、この男。


「俺が舐めて癒してあげよっか?」

「結構!!」


こいつ…全然反省してない。

というかまだまだやる気満々だ。


「でもさ…気持ちよかった、でしょ?」

っつ!!



「………うん。」


認めるのは悔しいけど、今までやった中で一番。

きっと勇樹とのSEXよりも…


「……だから」

「ん?」


「佐々木のせいだから!あたし、きっともう普通のエッチじゃ満足できないよっ!!!どーすんのぉぉぉお!!」


あたしの叫びに、彼は本日何度目かの怪しげな笑いを浮かべる。

なんなのよ…



「心配ないって。これからもずっと、穂波を気持ちよくさせてあげるから。」

「え…?」


それって…


「動画、消すつもりないってこと。意味、わかる?」


「っつ!!!最低!!!」


ああもう、あたしは当分この男から逃げられないらしい…


だけど、ちょっとだけ興奮してる自分がいてびっくりだ。



これって…二股?



これって二股…?  END



ストーリーメニュー

TOPTOPへ