
希望という名の妄想小説
第4章 これって二股…?
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パチッ
「っ、ここ…」
「空き教室だよー。」
まだいたんだ、佐々木。
「あんたのせいで絶対腫れる。」
「クリトリス?」
本当にデリカシーがない、この男。
「俺が舐めて癒してあげよっか?」
「結構!!」
こいつ…全然反省してない。
というかまだまだやる気満々だ。
「でもさ…気持ちよかった、でしょ?」
っつ!!
「………うん。」
認めるのは悔しいけど、今までやった中で一番。
きっと勇樹とのSEXよりも…
「……だから」
「ん?」
「佐々木のせいだから!あたし、きっともう普通のエッチじゃ満足できないよっ!!!どーすんのぉぉぉお!!」
あたしの叫びに、彼は本日何度目かの怪しげな笑いを浮かべる。
なんなのよ…
「心配ないって。これからもずっと、穂波を気持ちよくさせてあげるから。」
「え…?」
それって…
「動画、消すつもりないってこと。意味、わかる?」
「っつ!!!最低!!!」
ああもう、あたしは当分この男から逃げられないらしい…
だけど、ちょっとだけ興奮してる自分がいてびっくりだ。
これって…二股?
これって二股…? END
