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希望という名の妄想小説

第5章 年下くんは…

「あー、遥君が見えなくなった」

前の席でそう言う親友は肩を落としていた。

確かに、童顔だとは思うけど…


あたしはあまり遥君に興味はなかった。


そんな日の放課後。

ゴロゴロゴロゴロ


「やっぱ雨降ったね。傘持ってきた?」

親友が外を眺めならが言う。

「持ってきてない…」
「ありゃ。一緒傘はいる?」
「ううん。悪いよ!職員室から借りるから大丈夫」


そう?と心配しつつ、今日は彼氏とデートなことは知っている。
さすがに悪い。

よし、傘借りに行こーっと!

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