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希望という名の妄想小説

第5章 年下くんは…


え…

またさっきのニヒルに微笑んだ彼がいた。


「遥君…」

「先輩、今からイってください」

僕もまだイってないんで、と付け足した。





ガラガラとまた扉が閉まっていく。

廊下には誰もいない。


ザーザーとただ雨の音が増すばかりだった。



「はる…か…くんっ」

そんな声が響いたのはほんの数秒後。


また1人、彼の餌食になりました。



年下くんは… END

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