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嘘でもいいから

第6章 行き場のない想い

目をつぶると…
今までに何十回、何百回と
頭の中に浮かんできた映像。


麻実の脚の間で揺れる
隼人の引き締まったお尻…

その陰にはきっと
昨日見た向井さんのモノみたいな
男らしくて力強い隼人の下半身が…

そのモノが麻実の中に押し入り
出し入れされ…
麻実は甘い声を漏らす。

あの日2回目…とか言ってた。

じゃあ隼人も麻実の中で…
何度も行き来して、気持ち良くて…
イってしまった後だったんだよね?
麻実の中で、麻実を感じて…

あの日、麻実にもちろん嫉妬した。
恋人をとられたから…

でもそれだけじゃないって
今ははっきりわかる。

隼人を気持ち良さそうに
味わっていた女としての麻実に
私は嫉妬していたんだ…

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