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嘘でもいいから

第8章 結ばれるということ

目をつぶっていると
唇に柔らかな感触…

ついばむ様なキス…

そして唇に舌を這わされた
かと思うと、想さんの舌が
私の中に入ってきた…


キスをしたことは何度もあるけれど


この状況で…


好きな人と…


私の思考回路はショート寸前だった。


私の中を
泳ぎまわっていた舌が
私のそれを捉え
熱く絡め掻き回す。

それにおずおずと応えると
今度は舌先を吸うように
さらに激しいキスへと
変わっていった…

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