嘘でもいいから
第2章 君が大切だから
いつもは缶チューハイだけど
今日は会社の人にもらった
缶ビールだ。
プシュッ…
おいしそうな音と…
久しぶりのビールの匂い。
あ…
散乱していた缶ビールと洋服…
その光景が蘇る。
そうだ…あの時は誰の物か
わからないって思ったけど…
あれは、私が隼人に初めて
プレゼントしたTシャツだった。
なんでそんな大事なこと
忘れてしまってたんだろう…
もう…ダメ…
私はパソコンに手を伸ばした。
そう、私がずっと我慢していたことは
隼人も麻実も登録している
SNSサイトで、2人のページを
見てみることだった。
今日は会社の人にもらった
缶ビールだ。
プシュッ…
おいしそうな音と…
久しぶりのビールの匂い。
あ…
散乱していた缶ビールと洋服…
その光景が蘇る。
そうだ…あの時は誰の物か
わからないって思ったけど…
あれは、私が隼人に初めて
プレゼントしたTシャツだった。
なんでそんな大事なこと
忘れてしまってたんだろう…
もう…ダメ…
私はパソコンに手を伸ばした。
そう、私がずっと我慢していたことは
隼人も麻実も登録している
SNSサイトで、2人のページを
見てみることだった。