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嘘でもいいから

第2章 君が大切だから

顔写真は載せてないけど
もちろん女性で…

綺麗な風景写真が何枚か載せてある。

それは何の変哲もない写真ばかり
なんだけど…
不思議と懐かしいような
そんな素敵な写真だと思った。


この優花さんは
どんな人生を送ってるのかな…?


きっと、缶ビール片手に
泣いてぐちゃぐちゃになってる
今の私よりは
マシな瞬間を過ごしてるに違いない…


酔っぱらったせいか…
この優花さんに
異常なほどの親近感を覚えた私は
メッセージを送っていた。

こんなことするの、初めてだ。


「はじめまして!蓮水優花と申します。
同じ名前なんて奇遇ですね(´▽`)!
失礼じゃなければ
少しお話がしたいのですが…」


この瞬間に
私の運命は動き出したのだ…

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