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嘘でもいいから

第13章 結ばれるということ〜想side〜

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朝になり
目を覚ました優花を抱きしめ…
俺は自分の想いを口にした。

「昨日はあんなことして本当にごめん…
押さえられなかったんだ。
でも、もうあんなことしないから
続きは好きな人ができたら…」


そんな俺を優花は強く突き離した。


納得…できないよな…
でも俺には
お前を最後まで愛する資格が無いんだ。
どれだけ愛していたとしても。


「資格って…
優花さんがいるからですか…?」


「そうだね…俺は優花が大切なんだ。
何があってもそこは変わらない…」


その気持ちに嘘偽りはない。

セックスって…結ばれるって…
どういうことだ?
挿入しなくったって…
俺はもうお前と結ばれた気がするよ。

俺はこれで十分だから…

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