テキストサイズ

君以外見えない

第4章 イケナイこと

<祐希side>

ちゅっ

不意討ちのキス。


「葵はさあ…そのこと、アタシと二人だけの秘密にしたいよね?」


何言ってんだろ、アタシ。

「う…ん…」

明らかに、動揺している葵。

「だったら…アタシを抱いてほしい。」




「えっ…?」


「だから…今ここで。ね?」

いくら彼氏としてないからって…
自分で自分を止められなくなってく。

「じゃなきゃ…皆に言っちゃうよ?」

葵の前ならこんなに大胆になれる。



狂おしいほど

愛しい。

葵。アナタのことが。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ