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星も、パンも

第8章 星は…嬉しくて泣く…



俺たちは…


マンションの駐車場から―――…


求め会うようなキスを…
していた…




「んっ…あっ…んン…」



石丸の…熱い息が…俺の唇に火をつけそうだ―――…


溶けてしまう―――――…


「石…丸……い…んっ…」


「博実――――…博…実…」



唇を…重ねる度に…



俺の名前を――――――…




そんな…事が嬉しくて―――…




涙が――――――――…







出ちまう―――――――…






「――――――――…もっと…



名前を――――…読んで…」






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