星も、パンも
第8章 星は…嬉しくて泣く…
「はぁ…はぁ…
ミー君……?飲み込んだの?」
石丸の微笑みが…
俺は堪らなく…好きだ――…
「……悪いかよ…」
優しい…微笑み――――…
「悪くない―――…すっげぇ…
嬉しいよ――――――――」
石丸は…俺を抱き上げると…
自分の精子が…微かにのこっている…俺の唇に…自分の唇を重ねて来た――――…
「んっ!んん!!…あっ…」
「…今度は…ミー君の番…」
「///!うっあ!?」
石丸は、俺をひょいっと抱き抱えると…ベッドまで…運ぶ!
俺はジタバタしたかったが……
唇を…重ねたまま――――…
石丸に…すべてを委ねていた…
「…いい子だね…ミー君は…―
――――――…好きだよ…」
ドッ―――――――キン…
な…何を―――――――…
「…好きだよ――――…
―――――――…博実……」
心臓が―――――――…
痛いくらい………――…
ドキン!ドキンと…鳴る…
「石丸―――――――…」
ベッドの上に…優しく降ろされる…
でも……俺はしがみついて…
石丸から離れられない―――…
嬉し泣きを―――――…
見られたくないから―――…