星も、パンも
第13章 パンは、自世界を飛び出す
「―――…じぁ…博也…
俺と――…付き合ってよ」
ビック――――――…
「はぁ?松本さん―――…何言ってるんですか?」
俺は…松本の発言に理解が出来なかった…
「キス…してぇし…
その先だって――――…想像出来る…
だから―――――…俺たち…付き合おう?」
「――――…その先って…
なっ!何バカな事言ってるんですか?
ノンケのクセに――――…」
松本は――――…何を考えているんだ…
「好きだから――――…
博也の事…
会ったばっかりだけど――…
博也の名前を呼びたいって思うくらい…
博也の事ばっかり…考えてた――――…」
意味が――――――…解らない