星も、パンも
第16章 ナイトは…誓う――…
8年間…俺は――――…
間違った守り方をしていた…
俺の気持ちは二の次にして…
ミー君さえ…守れればなんて…
ミー君は…望んでなかった…
でも――――――――…
怖かった―――――――…
結局…ミー君はヤー君を――…
ヤー君はミー君を…心の何処かで求めていて―――…
最後は捨てられる――って…
臆病になって……
あの関係を続けてしまった…
しかも―――…
守っているって理由をつけて…
快楽に溺れていたのも…事実…
時折見せるヤー君の…俺を求める表情…
そして、腰を深く沈める…あの感覚が――――……
たまらなく…気持ちよくなっていく自分がいた――…