星も、パンも
第19章 パンは、さ迷い立ち止まる…
「お前…それ――――…」
「――――…勘違い…
って言いたいんだろ―――？
俺だって…バカじゃない…
それくらい……
でも――――――――…
どこかで…
無感情を認めたくなかったんだ……俺…
その、興奮した気持ちは…ミー助のじゃなく…俺の感情にしたかったんだ…
人間として…まだ…大丈夫って…思いたかったんだ――…
そのまま…“ミー助に興奮したから…ヤバい俺”って事にして――――――…
距離を取ることにしたんだ…
で…８年も…自分の心と体を騙し続けたら――――…
嘘は誠になり―――――…
真実を曲げてしまった――…」
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