星も、パンも
第24章 パンは、踏み出―――…
「さてと―――…
博也…食パンしかねーけどいいか?
コーヒーだけじゃ…腹減らね?」
松本は…俺の頭を軽くポンポンと触ると…
キッチンに向かう―――…
腰とか…ケツとか…痛いのか――…
松本は、腰に手を置きながら歩く―――――…
「///…」
昨日…ちょっと夢中になり過ぎたかも――――――…
反省―――――…
松本を見ると…
何か…幸せそうに…パンをトースターにセットしている―――…
「///何か…手伝う――…」
松本は、笑いながら…
「じぁ…旨いコーヒーをもう一杯入れてくれ―――…」
って…
カップを俺に差し出した…
やべぇ…
俺は…俺で――――――…
満たされていく――――…
松本が演じる…“アカギ”を…
間近で見てみたい―――…
そんな欲求まで…
―――――…俺に…
探求欲求が有るなんて…知らなかった…
やべぇ…
ドキドキしてきた―――…