星も、パンも
第26章 星は、未来を想像する
「ミー君…大丈夫ですか?」
俺は…少し睨みながら石丸に目線を向ける…
「///石丸の―――…変態」
石丸は、俺を抱きしめながら……
手首のネクタイをほどいた…
「ミー君…痛かったですか?
跡…付けるなんて…マネージャー失格ですね…
でも――――――…
ミー君を独占した気分になれて…
幸せでした―――――…
ヤキモチって怖いですね…
私はそのうち…ミー君を何処かに閉じ込めてしまうかもしませんね……」
石丸は、俺の手首の赤くなった場所を撫でる―――…
「別に…いい…
石丸になら――――…
何されても…いい―――…」
俺を大事に愛してくれる…
石丸になら…
痛い事だって…
恥ずかしい事だって…
閉じ込められたって…
幸せだから……いい…
石丸は…嬉しそうに…
俺を抱きしめた―――――…
「私は……すでに…
ミー君に閉じ込められて…いるのかも…
しれませんね――――…」
「………?」
俺は、抱きしめられながら…石丸のセリフを考えたが…
俺は、石丸を閉じ込めた覚えはね〜ぞ?
首を傾げる俺に…石丸は、微笑みながらキスをした…
「さぁ…続きは…シャワーを浴びながら……ね?」
なんか…はぐらかされた?