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責められたいの

第10章 あの夏の誘惑 2

未菜子はすでに
康洋を愛していた。

それは再会する前から
だったのかもしれないし、
再び抱かれてからかもしれない。
自分でもよくわからなかった。


「あぁぁんっ…奥に…奥に当たっ…
あぁ〜!あっ…っ…イっちゃう…」


いつもの様に一生懸命
感じ方を伝えようとしながらも、
呆気なく達してしまう未菜子を見て
優しく微笑みながら康洋も
静かに達した。

今の未菜子は、夫が…恋人が…
何を考えているのか何も知らなかった。


✳︎つづく✳︎

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