テキストサイズ

責められたいの

第15章 小悪魔執事 3

そしてどこかに生まれ出るはずの
永遠のパートナーを探して
日本にたどり着き…
僕の家の建物に導かれて
ここでずっと執事をしてきた。

あの建物には淫蕩な気が
流れているらしい。
僕の先祖は代々ここに住んでるけど
うちの血筋の人間も代々淫蕩で…
クリスはその血も気に入って
ずっと交わりを続けてきたそうだ。

交わりが終われば
記憶は消えてしまうし…
誰もそのことには気付かない。

それにしても…
親しく話してみると、
悪魔のクリスには空気の読めない
ところがあって、知りたくも無い
話をいっばい聞かされた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ