テキストサイズ

彼女

第16章 彼女

好きすぎて半ば気が狂いそうだった俺達の心は、何度となく時が通りすぎても同じだった。

彼女の存在が、まるで最初からなかったように感じた。

この扉(とびら)を開けば彼女が
「おかえりなさい。」
と微笑んでくれるんじゃないかと……。









END

ストーリーメニュー

TOPTOPへ