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君の隣の相棒さん、

第42章 甘え上手(甲※)

「やっぱ俺、華音のこと好きだなぁ」


『何ですか?急に‥』


「華音が好き。めちゃくちゃ好きっ」



またぎゅっと抱き締められた。
今度はさっきよりも優しくて耳元で甘く甘く囁かれる。
僕、こういう彼には本当に弱いんです。



『僕も、大好きです』



握った手。絡めた指と彼の笑顔。
僕はまた、彼の虜なんです…。



本当に彼は‥















(甘え上手、)
(そんな彼に、僕は弱い)


(ねぇ華音)
(はい?)
(愛してる)
(‥僕も、です)

END

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